便秘とは
便秘とは、便が硬くて出にくい、または便が何日も出ていない状態を指します。お腹が張って苦しい、お腹が重たいと感じる、便が残っていると感じる症状などがある方は便秘の可能性があります。便秘は、食生活の乱れや運動不足、水分不足などが原因で起こりますが、ストレスが影響で便秘になることも知られています。
便秘を解消するための食べ物
食物繊維が豊富な食べ物の
一例
野菜
にんじん、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー
豆類
黒豆・レンズ豆
果物
リンゴ、バナナ、プルーン
穀物・ナッツ類
オートミール、全粒粉のパン、アーモンド、ピスタチオ
便秘を解消するための飲み物
水分をたくさん取ることも便秘解消には重要です。
水
一日に1.5〜2リットルの水を飲みましょう。
お茶
特に緑茶やほうじ茶がおすすめです。カフェインが少なめで、水分補給に良いです。
果物ジュース
特にプルーンジュースは便秘解消に効果的ですが、糖分が高いので飲み過ぎに注意してください。
水分をしっかりとることで、お腹の中のうんちが柔らかくなり、スムーズに体外へ排出しやすくなります。
即効性のある便秘解消方法
便秘はすぐに解決することは難しいですが、便秘症状を抑えるためには運動することや身体を温めることが重要となります。
軽い運動
ウォーキングやストレッチが効果的です。体を動かすことで腸の動きが活発になります。
腹部マッサージ
お腹を時計回りに優しくマッサージすると、腸の動きを助けることができます。
温かいお風呂
体を温めることで、腸の活動が活発になります。
運動することや身体を温めることは、自宅で簡単に試すことができます。しかし、便秘を解消するためには、食事なども同時に気を付けることが重要です。また、便秘は何らかの消化器の病気によって生じている場合もあります。便秘だからといって放置することなく池袋にある当院までご相談ください。
便秘を解消するための薬
便秘がなかなか解消されない場合は、市販の便秘薬を使用することも一つの方法です。しかし、市販薬の飲み過ぎなどにより腸に悪影響を与えることがあるため、使用前には医師や薬剤師にご相談ください。
刺激性下剤
腸の動きを刺激して便を押し出す効果があります。
浸透圧性下剤
水分を腸に引き込み、便を柔らかくする効果があります。
薬は便秘解消に即効性がありますが、使い過ぎには注意が必要です。ご自身で判断することなく事前に医師に必ず相談をしましょう。
便秘の検査方法
便秘の原因は、消化器の病気・食生活の乱れや運動不足、水分不足などと言われています。そのため、便秘の原因を正しく検査・診断することがとても重要となります。
便秘の検査方法〜大腸カメラ〜
便秘は何らかの消化器の病気によって引き起こされる場合もございます。当院では、便秘の原因が消化器疾患の可能性であると判断した場合には、大腸カメラ検査を推奨させていただく場合があります。
大腸カメラ検査
大腸カメラ検査とは、お尻から内視鏡スコープを挿入し、直腸から盲腸までの大腸全域の粘膜を直接観察できる検査です。大腸検査では、微細な病変の発見と緻密な観察が可能であり、組織を採取(生検)して多くの病気を診断することができます。また、便秘の診断だけではなく、前がん病変の大腸ポリープをその場で切除して将来の大腸がんを予防することにも繋がります。
大腸カメラ検査の特徴
特徴1:熟練した医師が全ての
内視鏡検査・手術を行っています
特徴2:院内下剤の個室7部屋・
トイレ4室・トイレ付完全個室1部屋
特徴3:女性に配慮した
女性用更衣室をご用意
特徴4:ストレッチャーに寝たまま
リカバリールームへ移動
特徴5:安心できる個別リカバリー
ルームをご用意
特徴6:検査中に発見された
大腸ポリープの切除可能
特徴7:苦痛や不快感を
最小限にするための鎮静剤、
最新の内視鏡スコープを導入
特徴8:検査中、検査後のおなかの
張りを軽減するための炭酸ガス(CO2)送気装置完備
特徴9:大学病院レベルの検査を
可能にした最新内視鏡システム「EVIS X1」導入
特徴10:胃カメラ・大腸カメラの
同日検査可能
特徴11:日曜も大腸カメラ検査が
可能
特徴12:早朝の内視鏡検査
特徴13:池袋駅35番出口より徒歩3分
サンシャイン60通り沿いにあるクリニック
便秘の予防や治療は当院へ
便秘は、子どもから大人まで多くの人が経験することがあります。便秘を解消したいとお悩みのかたは、まずは便秘の原因を適切に診断することが重要です。しかし、ご自身で便秘の原因を判断をしていると、便秘の悪化が悪化する場合もあります。まずはお気軽に、池袋駅35番出口より徒歩3分サンシャイン60通り沿いにある池袋ふくろう消化器・内視鏡クリニックまでご連絡ください。
この記事の監修者
その後、大学病院、市中病院、訪問診療で勤務し仲間達と切磋琢磨すると共に、尊敬する先輩方にご指導賜り育てて頂きました。地域の方々が安心できる医療を提供することが私の使命であると思っております。
実はわたし、胃腸が弱いんです。最近ではお腹が痛くなることは少なくなりましたが、たまにくる激痛に鳥肌が立ちます。「胃が痛い」「下痢・便秘・血便が出る」などの症状があっても仕事や子育てが忙しくて受診できない方がたくさんいらっしゃると思います。
そのような方々でも仕事の合間やお休みの日に気軽に健康や病気のことを相談できるクリニックでありたいと思っております。また更なる検査や治療が必要な際には、速やかに高度医療機関へご紹介できるよう整えていますので、是非ご来院ください。
略歴
- 埼玉医科大学 医学部医学科 卒業
- 沖縄医療生活協同組合 沖縄協同病院 初期臨床研修
- 東京女子医科大学病院 消化器病センター
- 独立行政法人国立病院機構横浜医療センター 消化器内科 (東京女子医科大学消化器病センター医療練士)
- 社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会栗橋病院 消化器内科 (東京女子医科大学消化器病センター医療練士)
- 東京女子医科大学病院 大腸・IBDセンター
- 医療法人八重瀬会 同仁病院 消化器内科 (東京女子医科大学消化器内科助教)
- 医療法人財団中山会 八王子消化器病院 (東京女子医科大学消化器内科助教)
- 医療法人財団青空ホームクリニック くじら在宅クリニック
保有資格
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本内科学会 内科認定医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
- 一般社団法人日本病院総合診療医学会 認定病院総合診療医
- 難病指定医
- がん診療に関わる医師に対する緩和ケア 研修会 修了
- PEG・在宅医療研究会 修了証
所属学会
- 日本内科学会
- 日本病院総合診療医学会
- 日本消化器病学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本消化管学会
- 日本炎症性腸疾患学会