胃カメラ検査とは
先端にカメラが付いた内視鏡スコープを挿入して、食道・胃・十二指腸という上部消化管の粘膜を直接観察できる検査です。微細な病変の発見と緻密な観察ができるだけでなく、組織を採取(生検)して多くの疾患の確定診断に繋がります。また、ピロリ菌感染の確認、止血処置やアニサキスの摘出なども可能です。
当院の胃カメラ3種類
当院の選べる胃カメラ検査 3種類
当院の胃カメラ検査は3種類あります。それぞれのメリット・デメリットがありますので、ご自身の希望と合わせてご予約ください。以前に胃カメラで辛い思いをされた方には鎮静剤の使用をお勧めしております。目が覚めている状態で検査を受けたい(検査中に検査画像を見たい)、鎮静剤を使用したくない場合には鎮静剤なしをお勧め致します。鎮静剤なしの場合には嘔吐反射の起こりにくい経鼻内視鏡検査をお勧め致します。
※鎮静剤の使用や検査の方法を当日医師と相談してから決めたい方は、Web予約あるいはLINE予約から胃カメラ予約して頂く際に「外来(内科・消化器内科・肛門内科・事前診察)」という項目がありますので、そちらをクリックしてください。
① 経口検査(鎮静剤あり)
口からスコープを入れるため挿入時の違和感や嘔吐反射が起こりやすいですが、鎮静剤を使用することで苦痛がなくなります。
② 経口検査(鎮静剤なし)
経口検査時に感じやすい挿入時の違和感や嘔吐反射が起こることがあります。鼻炎の方や鼻中隔湾曲症などの理由で鼻腔の通りが悪い場合、経鼻内視鏡ができないこともございます。その場合には経口検査を選択する場合もございますが、当院では最新式の極細スコープを使用し、極力苦痛を軽減致します。
③ 経鼻検査
鼻からスコープを入れるため、喉の違和感や嘔吐反射は軽減されます。検査時に鼻腔を押される感じがあります。鼻が痛い、鼻が細くて通過しないなどの場合には、その場で経口検査へ変更も可能です。
鎮静剤(静脈麻酔)ありの場合
鎮静剤を使用して胃カメラを受けた場合は、当日の自動車、バイク、自転車などの運転はできません。検査後は15分ほど個別リカバリールームで休憩して頂きます
鎮静剤なしの場合
当日の運転の制限なく、検査後の休憩の必要もありません。
当院の胃カメラ検査の特徴
特徴1熟練した医師が全ての内視鏡検査・手術を行っています
当院では内視鏡検査・手術の研鑽を長く積み、高度なスキルや知識を身に付けた医師が全ての検査を行っています。精度の高い検査を短時間に行い、洗練された手技で苦痛や不快感を最小限にしております。
特徴23種類から選べる胃カメラ検査
当院の胃カメラ検査は3種類あります。それぞれのメリット・デメリットがありますので、ご自身の希望と合わせてご予約ください。以前に胃カメラで辛い思いをされた方には鎮静剤の使用をお勧めしております。目が覚めている状態で検査を受けたい(検査中に検査画像を見ることも可能です)、鎮静剤を使用したくない場合には鎮静剤なしをお勧め致します。鎮静剤なしの場合には嘔吐反射の起こりにくい経鼻内視鏡検査をお勧め致します。
※鎮静剤の使用や検査の方法を当日医師と相談してから決めたい方は、Web予約あるいはLINE予約から胃カメラ予約して頂く際に「外来(内科・消化器内科・肛門内科・事前診察)」という項目がありますので、そちらをクリックしてください。
経口検査(鎮静剤あり)
口からスコープを入れるため挿入時の違和感や嘔吐反射が起こりやすいですが、鎮静剤を使用することで苦痛がなくなります。
経口検査(鎮静剤なし)
経口検査時に感じやすい挿入時の違和感や嘔吐反射が起こることがあります。鼻炎の方や鼻中隔湾曲症などの理由で鼻腔の通りが悪い場合、経鼻内視鏡ができないこともございます。その場合には経口検査を選択する場合もございますが、当院では最新式の極細スコープを使用し、極力苦痛を軽減致します。
経鼻検査
鼻からスコープを入れるため、喉の違和感や嘔吐反射は軽減されます。検査時の鼻腔を押される感じがあります。鼻が痛い、鼻が細くて通過しないなどの場合には、その場で経口検査へ変更も可能です。
特徴3苦しくない経鼻内視鏡検査
以前から行われてきた経口検査では、触れると反射的に強い嘔吐感を起こす舌の根元にスコープが触れ続けるので苦しい検査になりやすかったのですが、鼻からスコープを挿入する経鼻検査ではその部分に触れないので苦痛が大幅に軽減されます。
経鼻検査は、鎮静剤を使わずに鼻腔や咽頭への局所麻酔だけで受けることもできます。鎮静剤を使わない場合、検査中に患者さんが検査画像を見ることや医師と話すこともできます。さらに、検査後にご自分で車の運転が可能です。なお、経鼻検査でもご希望があれば鎮静剤を用いた検査を行っています。
特徴4個別リカバリールームで安心して休めます
鎮静剤を用いた検査の後はすぐに目覚めますが、少しぼんやりした状態ですので15~30分休んでいただいております。当院では、患者さんが気兼ねなく安心して過ごせるよう、個別のリカバリールームをご用意しています。
特徴5大学病院レベルの検査が可能な最新内視鏡システム「EVIS X1」導入
内視鏡分野で長く世界のトップを走ってきたオリンパス社の最新内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。内視鏡検査は医師の技術や知識、そして高度な機器があって初めて精度が高く負担の少ない検査が可能になります。「EVIS X1」では微細ながんの発見に有効な特殊光による観察、炎症の正確な評価に不可欠な画像処理システム、拡大などの高度な観察モードを手元で切り替えることができ、短時間で精度の高い検査が可能になっています。
NBI
がん細胞は周囲に血管を集めることで急激に増殖するために必要な大量の酸素や栄養を得ています。NBIは特殊光を当てることで毛細血管分布を調べ、通常光では発見できない微細で表面変化の少ない早期がんを発見できます。この機能はのどや食道の早期がん発見に優れていることで注目され、特殊光の明度が上がった現在では胃がんの早期発見にも有効となっています。
ワイドアングル
通常前方140度だった視野角が170度になっています。ヒダやシワの多い消化管では特に視野角の広さが重要です。一目で確認できる範囲が広がって死角が減り、見落としを起こしにくくなっております。
ハイビジョン
ハイビジョン画像の特徴は画素数の多さであり、拡大しても詳細な観察が可能です。精緻で確実な検査を短時間に行うために不可欠な機器です。
特徴6土日の胃カメラ検査も可能
生活に支障なく、より侵襲度の低い治療で治すために早期発見は必要不可欠です。当院では平日なかなか休めない忙しい現役世代の方のために、土日も内視鏡検査を行っています。
特徴7胃カメラと大腸カメラの同日検査
当院では胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を1日で受けることができます。検査スケジュールを別に作る必要がなく、事前の食事制限も1回であり、通院回数も減らせます。なお、大腸カメラ検査で前がん病変の大腸ポリープが発見された場合、その場で切除します。
特徴8早朝の内視鏡検査
当院では、早朝の胃カメラ・大腸カメラ検査を行っています。平日以外の土日の早朝検査も可能です。仕事や育児・介護などで日中には時間を取れない方にも質の高い検査を提供していますので、お気軽にご相談ください。内容や選択できるオプションなどにも変わりはありません。
特徴9池袋駅35番出口より徒歩3分 サンシャイン60通り沿いにあるクリニック
JR山手線池袋駅35番出口より徒歩3分と、駅からすぐの場所にありますのでお気軽にご来院いただけます。山手線の他にもJR埼京線、JR湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、西武池袋線、東武東上線でお越し頂けます。
胃カメラ検査を受けるタイミング
胃がんは進行してもはっきりした症状を起こさない場合があり、早期には自覚症状を起こすことがほとんどありません。こうしたことから、進行して転移した先で症状を起こして発見されることもあります。早期に発見できれば内視鏡治療で完治する可能性の高い病気ですので、胃がんは早期発見が重要になります。胃がんの早期発見と確定診断が可能な唯一の検査が胃カメラ検査です。
早期発見のためには、症状のない段階での検査が不可欠です。一般的に胃がんの発症リスクは50歳以上に上昇し始めますので、40歳を超えたタイミングで胃カメラ検査を受けるようお勧めしています。また、発症リスクが高い場合には40歳を待たずに検査を受けるようにしてください。
胃カメラの予約から会計までの流れ
胃カメラ検査のために当院に来院して頂く回数
1回目
検査日
医師による検査日当日の事前診察と胃カメラ検査があります。 患者さんには、検査のための事前準備をして頂いたうえでご来院頂きます。検査の事前準備は、検査前日の食事制限や内服薬の休薬になります。 医師が、検査日当日の事前診察にて、食事制限が正しくできているかどうか、内服薬の休薬状況などを確認します。胃カメラ検査が安全に行える状態かどうかの判断のもと、胃カメラ検査を行います。
検査終了後、医師による結果説明があります。「がんの前駆病変」が疑われるような組織採取をした場合は、病理検査の結果がでるまでに時間を要すため、2週間後に再度外来予約となります。
※初めて胃カメラを受ける方やまずは医師と相談してから胃カメラ検査を受けたいという方は、外来予約のみ予約してください。
※胃アニサキス症が疑われる場合や当日検査を希望される場合にはまず電話でお問い合わせください。
組織を採取(生検)した場合は、2週間後に再度外来予約となります。
2回目 ~1回目で組織採取した方のみ~
組織結果説明
組織の良性か悪性かの結果説明、今後の胃カメラの定期検査に関する説明などがあります。
予約から会計までの流れ
Step1 予約
Web予約、LINE予約、電話予約となります。
※医師と相談してから胃カメラ検査を受けたいという方は、「外来予約」のみ予約してください。後日胃カメラ検査となります。当日空きがある場合は当日検査も可能です。
※当日胃カメラ検査希望の方は、「当日胃カメラ/後日胃カメラ」をご予約ください。
受付→胃カメラ検査の喉麻酔など検査準備→検査室ご案内後、内視鏡検査→検査後、医師の診察となり、胃カメラ結果説明、所見・症状に合わせてお薬など処方となります。
Step2 検査前日
(1)検査前の食事制限
・午前の検査の場合→検査前日の夕食を21時までに済ませてください。
・午後の検査の場合→検査当日の8時間前までに食事を済ませてください。
・最終飲食後から検査終了まで→水分補給は大丈夫ですが、その他の飲食は不可です。 (コーヒーなど色のついたものは不可です)
※検査時に胃内に食物が残っていると、検査時の視認性の低下により病気の見落としにつながります。
また、検査中に食物を嘔吐して誤嚥などの合併症を引き起こす可能性があります。そのため、水以外の飲食禁止は検査を安全に行うためにとても重要なことですのでお守りください。
(2)検査前の常用薬の休薬について
糖尿病の薬は当日朝の休薬をお願いしております。それ以外の薬に関しては朝6時までに服用いただいております。
※ワーファリンを内服されている方は凝固機能の確認、診察が事前に必要となるため、まずは外来予約のみご予約下さい。
Step3 検査当日 ご来院 (ご来院1回目)
持ち物:保険証、お薬手帳(お持ちの場合)
医師による診察と胃カメラ検査があります。医師による診察では、食事制限や内服薬の確認、安全に検査を行える状態かどうかのチェックを行い、診察後に胃カメラ検査となります。
Step4 検査 ~検査の流れ~
検査前準備
①検査の15分~40分前に胃の中の泡を消す薬(シロップ)を服用します。
②鎮静剤(静脈麻酔)ありの場合は、鎮静剤投与のための末梢静脈路確保を行います。
③局所麻酔(キシロカインスプレー)
(1)経口検査の場合
→咽頭麻酔(喉に麻酔スプレーをかけます)を行い、マウスピースを咥えて頂きます。
(2)経鼻検査の場合
→鼻腔に麻酔スプレーを行います。左右どちらの鼻腔がスコープを入れるのに適しているか確かめたうえで、スコープが通りやすい鼻腔より検査を行います。
④検査開始
準備が整ったら(鎮静剤希望の方は鎮静剤を投与して)検査を行います。 食道・胃・十二指腸の粘膜を丁寧に確認する検査は5分程度ですが、組織採取を行う場合には10分程度かかることがあります。検査時間が長くなっても鎮静剤が途中で切れてしまうことはありませんのでご安心ください。
※胃カメラの検査時に前日の絶食状況などの不良で胃の中の観察が安全に適切に行われな いと判断した場合は、検査が途中であっても医師の判断により中止することがあります。
※胃カメラは検査着へのお着替えはありません。検査中タオルをかけますが、唾液などでお洋服が濡れることもありますので、お洗濯のできるお洋服で来院してください。
Step5 検査終了
鎮静剤(静脈麻酔)ありの場合
検査後に個別リカバリールームで15分程度お休み頂きます。
当日の自動車、バイク、自転車などの運転はできません。
鎮静剤なしの場合
お休みせずに外来待合室への移動が可能です。当日の運転の制限はありません。
Step6 検査の結果説明
検査終了後、医師による結果説明があります。胃カメラ検査中に生検(組織採取)をした場合は、病理検査の結果に時間を要すため、後日(2週間後以降)医師による結果説明があります。
2週間後に再度ご来院(ご来院2回目)頂き、組織の結果が良性か悪性かなどの結果説明があります。※オンライン診療での結果説明も可能です。
Step7 ご帰宅後
飲食は検査終了1時間後から可能になります。局所麻酔の効果が残っているとむせたり、頬や舌を噛んだりしても分からないことがあり危険ですので、最初は少量の水を口に含んでゆっくり飲んで確認してください。また、いきなり熱いものを飲まないようにし、温度が感じられるかどうか確かめてください。
なお、組織採取(生検)をした場合、検査翌日までは飲酒・激しい運動が禁止されます。 (生検部位から出血するリスクとなってしまうため)
おおよその所要時間(来院~会計まで)1時間~1時間30分
当院では、患者さんが午後の時間を有効に使えるように8時30分から検査予約の枠を準備しています。(午後の検査も可能です)
(1)麻酔(静脈麻酔)ありの場合 1時間30分程度
8時30分来院の場合→(検査前診察→)9時前検査開始、検査時間5分~10分→検査終了後15分~30分休憩→9時30分~10時ごろ結果説明→お会計
(2) 麻酔(静脈麻酔)なしの場合 1時間程度
8時30分来院の場合→(検査前診察→)9時前検査開始、検査時間5分~10分→検査終了後、検査説明→お会計
※クリニック開業前に想定した時間設定となりますので、時間が前後することがあります。開業後、実際の所要時間と擦り合わせを行いますのでご了承ください。また、他の患者さんで緊急の対応を要する場合には、お時間をお待たせしてしまうこともあるかと思います。その際は大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
必読!!予約時の注意事項
胃カメラ検査を受けられる方へ
▶予約について
検査相談のみの方は外来をご予約ください。
▶胃カメラ検査来院時間について
胃カメラ検査前に診察がありますので、予約時間の5分前に必ず受付してください。
(遅れた場合、当日検査のご案内ができないこともございます。)
▶食事について
・午前の検査の場合、検査前日は午後9時までに食事を済ませてください。
・午後の検査の場合、検査当日の朝食は予約時間より8時間前までに済ませてください。朝食はいつもの半量程度でお願いいたします。
・検査前日のアルコールは禁止です。
・検査当日の朝食は禁止です。当日は朝から喫煙は控えてください。
・検査当日に飲んでも良い水分は、水のみ飲むことが可能です。
▶お薬について
検査当日の朝
・糖尿病の薬、インスリン注射、サプリメントは休薬してください。
(サプリメントは血液がサラサラになるEPA製剤が含まれていることがあり、検査中に出血のリスクとなるため、休薬をお願いしております。)
・その他の内服薬は朝6時までに服用頂いております。
・ワーファリンを内服されている方は凝固機能の確認、診察が事前に必要となるため、まずは外来(内視鏡の事前診察)予約のみご予約ください。
▶服装について
・検査中に唾液が流れることがありますので、Tシャツなどゆったりとした服装でお越しください。
・口紅、ネイルは落としてください。アクセサリーは付けずにご来院ください。
・検査中、入れ歯や眼鏡は外してください。
・ベルトやコルセットなど、お腹を締め付けるものは外してください。
▶持ち物について
・保険証、お薬手帳(内服している薬がある方)、検診結果(ある方)
▶鎮静剤について
鎮静剤を使用した場合、車やバイク・自転車等、検査後1日ご自身での運転は禁止となります。
▶検査後の注意点
・のどの麻酔をしているため、検査後1時間は食べたり飲んだりしないで下さい。
・組織検査をした方は、検査後1日はアルコール・香辛料・激しい運動は控えてください。
・検査後、腹痛が続いたり、黒い便が出ることがありましたら、クリニックに連絡してください。時間外の場合は病院にご連絡ください。
▶ワクチン、コロナ感染などについて
・ワクチン後の副反応出現の可能性があるため、内視鏡検査前1週間はワクチン接種をお控えください。
・新型コロナに感染した場合、隔離解除後4週経過して内視鏡検査が可能になります。4週未満の方は検査が受けられませんので、ご了承ください。
・検査当日に発熱、風邪症状・発熱のある方は、感染予防のため検査をお断りさせていただきます。ご了承ください。
▶キャンセルについて
マイページからの検査のキャンセルは検査前日昼12時までとなります。検査前日昼12時以降のキャンセルは当院にお電話でお願いします。
▶女性医師による外来検査について
・第1,3土曜日(8時30分から12時)は女性医師の検査予約枠があります。
女性医師による胃カメラ検査、大腸カメラ検査ご希望の方は、上記曜日にてご予約をお願いいたします。
※女性医師の諸事情により急遽お休みとなることもあり、胃カメラ、大腸カメラ検査担当医師が男性医師に変更となる場合がございます。予めご了承ください。女性医師不在の場合に胃カメラ、大腸カメラをキャンセルご希望される方は、次ページの問診票にて、「女性医師が不在の場合は連絡希望」にチェックをしてください。その場合、備考欄に必ず連絡が取れる電話番号を入力してください。外来のみの場合は男性医師が担当致しますので、ご連絡は致しませんのであらかじめご了承ください。
検査費用
保険診療の方
症状や過去の検査歴から検査が必要と医師が判断した場合は保険診療となります。
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
胃カメラ検査のみ | 約1,500円 | 約4,000円 |
胃カメラ検査+病理検査 | 約3,000~4,000円 | 約8,000~12,000円 |
※診察料、事前検査の採血費用は別途必要です。
自費診療の方
人間ドックのページをご参照ください。
予防医療フルコース
①胃がん+生活習慣病早期発見
②大腸がん+生活習慣病早期発見
③胃がん・大腸がん生活習慣病早期発見
胃がん・大腸がん早期発見コース
①胃カメラ
②大腸カメラ
③胃カメラ+大腸カメラ
上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。 それぞれご自身のご希望と合わせてご検討ください。
ご自身で決められないという方は、まずは通常の外来をご予約頂き、ご相談下さい。
人間ドックメニュー
予防医療フルコース
胃がん・大腸がん早期発見コース
上記6種類のメニューに追加で各種オプションメニューを用意しています。
予防医療フルコース | ①胃がん+生活習慣病早期発見 | 29,800円(税込) |
---|---|---|
②大腸がん+生活習慣病早期発見 | 34,800円(税込) | |
③胃がん・大腸がん生活習慣病早期 発見 |
45,000円(税込) | |
胃がん・大腸がん早期発見コース | ①胃カメラ | 19,800円(税込) |
②大腸カメラ | 27,500円(税込) | |
③胃カメラ+大腸カメラ | 38,000円(税込) |
胃カメラ検査をお勧めする方
保険診療・人間ドック(自費診療) それぞれの対象の違い
保険診療の対象となる方
基本的には医師により内視鏡検査が必要と判断した場合となります。
胃カメラ検査をお勧めする方
①上部消化管に起因する症状がある方(胸やけ、嘔気、上腹部不快感、胃痛など)
②過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)に病気(胃炎、潰瘍、腫瘍など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
③血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
などが対象となります。
大腸カメラ検査をお勧めする方
①下部消化管に起因する症状がある方(便秘、下痢、血便など)
②過去に下部消化管(結腸、直腸など)に病気(ポリープ、潰瘍、腫瘍、炎症など)を指摘された、治療歴があり定期検査・精密検査・治療を勧められた方
③血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
④PET-CT検査や大腸CT検査などの他の画像検査で大腸に病気が疑われた方
⑤検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。
胃・大腸カメラ検査をお勧めする方
①消化管に起因する全身症状がある方(血便、食欲不振、体重減少、腹痛など)
②過去に上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(結腸、直腸)にいずれも病気を指摘され、定期検査・精密検査・治療などを勧められた方
③過去に上下部消化管内視鏡検査の定期検査を勧められた方
④血液検査結果で異常(貧血、腫瘍マーカー高値など)を認め、精密検査を勧められた方
⑤検診で便潜血陽性を認めた方
などが対象となります。
自費診療の対象となる方
●胃カメラ検査:症状のない方で40歳以上の方
●大腸カメラ検査:症状のない方で40歳以上の方
「胃がん・大腸がん」の罹患数は50歳前後から上昇すると言われていますが、若い方でも「がん」と診断されるケースが少なからずあります。当院は「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療のために40歳からの内視鏡検査を推奨しています。ピロリ菌の心配のある方や、周りの方から内視鏡検査を勧められた方など、40歳未満の方でも内視鏡検査を受けられますのでご安心ください。
また、豊島区の方は胃がんリスク評価にて、血液検査でピロリ菌検査を受けることもできますので、ぜひそちらもご利用ください。 各自治体によって自治体のがん検診のための胃カメラ検査、便潜血反応検査を無料で受けられますので、ぜひご自身の自治体の検診についてもお調べ下さい。
各自治体のがん検診の内容が異なる可能性もあります。当院は豊島区にありますので、豊島区のがん検診を元に、以下に自費診療の対象となる方について詳しく説明させて頂きます。
胃カメラ検査 症状のない方 40歳以上
※50歳以上の方は、豊島区のがん検診にて胃カメラの検診を受けることができます。
※当院は2024年を目途に区の検診の受け入れも開始予定です。
大腸カメラ検査 症状のない方 40歳以上
※豊島区のがん検診にて30歳以上の方は便潜血反応検査の検診を受けることができ、陽性だった方は保険診療での大腸カメラ検査を受けられます。豊島区では、6つのがん検診と胃がんリスク検診があります。 がん検診は、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診、前立腺がん検診があります。 胃がん検診、大腸がん検診のそれぞれの対象者、内容は以下の表のようになります。ぜひご参照して頂き、年齢が当てはまる方はぜひ区の検診をご検討ください。
対象者 | 内容 | |
---|---|---|
胃がん検診 | 40歳以上 | バリウム検査 |
50歳以上 | 胃カメラ検査 | |
大腸がん検診 | 30歳以上 | 便潜血反応検査 |
胃がんリスク評価 | 20~39歳 | ピロリ菌検査(血液検査) |
胃がんリスク評価 | 40歳、50歳 | ABC検査(血液検査) |
当院は「がん」の早期発見・早期治療だけでなく、「がんの前駆病変」の早期発見・早期治療を重要視しています。慢性的な胃痛、黒色便などの自覚症状がある時にはすでに進行がんとなっていることが多く、手術が必要となり、家事や仕事を休む必要が出てきたり、その中から医療費の捻出が必要となったり、「がん」は私たちの生活に大きな変化をもたらします。
そのような症状が出る前に、胃カメラで実際に胃の内面を見ることで、早期胃がんや胃がんなどの病変の発見・治療が可能になります。また、胃がんの主な原因はピロリ菌であるため早期の検査により、ピロリ菌を除菌することで胃がんのリスクを軽減させることが可能です。胃がんの罹患数、死亡数は減少傾向にあるとはいえ、いまだに日本人の死因の上位です。すでに胃痛や黒色便などの症状がある方は胃カメラ検査をお勧めします。
症状のない方は自費診療となりますが、胃痛、黒色便などの症状から発覚する胃がんの発症リスクは50代から増加します。その前の何も症状がない40代から胃カメラ検査をお勧めします。
当院の内視鏡への想い
当院の内視鏡への想いは下記よりご覧ください。